伝統工芸品を活用した特注照明
日々いろんな照明のご相談を承る斉藤照明ですが、今回は有松絞を使った素敵な照明をご紹介したいと思います。
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有松絞とは
そもそも有松絞とは、江戸時代が始まったばかりの1600年代初頭、愛知県名古屋市の有松地区にて誕生した伝統工芸品です。尾張藩の庇護を受けて大きく発展したものの、昭和中期以降の着物離れや中国製の安い衣服の台頭により生産量は減少していました。
(出典:wikipedia)
しかし、1992年「第1回国際絞り会議」が開催されて以降、独特で多様な模様が見直され、海外のデザイナーやアーティストから注目されるようになってきました。
今回のご依頼もその流れの一環ですね。
有松絞に合わせた特注照明ユニット
実現したい照明の寸法に合わせて、照明ユニットを作りました。写真左下に見えますツマミをひねって照度を調整することができます。
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有松絞独特の突起が柔らかさを演出
こちらは有松絞を球状に配置した照明。有松絞独特の模様や絞による突起により、光の雰囲気が柔らかくなっています。
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一歩引いたアングル。窓に反射している様子がまるで月のようですね。
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伝統工芸と照明は相性抜群
これまで一部の用途に限られていた伝統工芸品が別の活用法によって違った魅力が引き出されるという例は多くあります。照明は大きな活用手段の1つ。
斉藤照明では金属・樹脂といったものだけではなく、布や木材・ガラスといった特殊な素材をもりこんだ照明を多く手掛けています。地域に根付く伝統工芸を照明と組み合させてみたいとお考えの方がいらっしゃいましたら是非ご相談下さい。
ご参考:ton green-btn” href=”https://saito-syoumei.co.jp/archives/edokiriko-lamp/”>江戸切子を活用した特注照明
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